2010年08月27日
喘息、花粉症、鼻炎の予防。
喘息のケアについての質問がございました
【今回はアーユルヴェーダをご存知ない方には、少し解りずらいかもしれません・・・
ご了承下さい。】
アーユルヴェーダでは
気管支系疾患、喘息、鼻炎、花粉症などの胸から鼻までの領域のトラブルは
カパ(Kapha)の乱れが原因であると考えられています。
《カパ・・・水、土のエネルギー。結合の働き。》
春は、カパが増えやすい季節・・・。
この時期に、花粉症や鼻炎で悩まれる方も多いと思います
そこで!!
次の春に出やすい花粉症や鼻炎、喘息の発作を
少しでも抑える為の簡単アドバイスですv(*^^*)/
《今の時期(夏)の生活の仕方が、次の時期(冬)の自分の身体の状態を作ります》
なので、喘息や花粉症に悩まされている方々は!!!
次に来る春にカパの乱れを抑える為に、冬の生活の仕方を大切に考えて下さい
冬の間からカパを減らすことを心掛けます!!
☆ポイント☆
☆1、身体を冷やさない。特に頭部の冷えに注意しましょう。
夜に洗髪をしたら、必ずしっかりと乾かしてから寝て下さい。
朝の入浴(特に6時~10時)をおすすめします。
☆2、腹八分目を心がけて下さい。
重たい食事はカパを増やしてしまいます。
夜遅い食事は避けましょう。
胃腸や内臓を休めてあげる、そうするとアグニ(消化力・・・食べたものを消化する力)が高まり、
アーマ(未消化物・・・老廃物)が体内に溜まりにくくなります。
☆3、食事はカパを鎮静させる、辛味、苦味、渋味、を心がける。
ショウガ、シナモン、ターメリックや、苦味や渋みのある野菜など、いいですね
身体を温めてくれる、温性の食物がいいです。
逆に、甘、酸、塩、はカパを増やします。
乳製品も、控えめに。
冷たいものも粘液を増やしてしまいます
(きっと、こういう味を好む傾向にある方が、気管支系や鼻炎、喘息などに悩まされ易いのだと思います
食べてはいけない訳ではないですが、
控えめにすることが大切です)
☆4、喘息に悩ませれている方は、乾布摩擦(ガルシャナ)もオススメです。
☆5、鼻炎、花粉症に悩まれている方は
鼻洗(ぬるま湯に塩を溶かして片鼻穴づつ洗う)もオススメです。
このような、
冬のケアで免疫力を高めておきましょう
きっと春先に来る花粉症や喘息発作が少しは楽になると思います(^^)。
症状が出てしまってからのケアは、
私達セラピストではなく、お医者さんにケアしていただくことが大切になってきます。
セラピストの役割は、あくまでも病気の予防のお手伝い!!
ぜひぜひ、試してみて下さいね。
うちの娘、喘息がたまに出るので気をつけます。
結構、アーユルヴェーダ(東洋医学)の知恵って、生活に役立つことが多くて面白いよ
うんうん
試してみてね